横浜美術館の歴史
平成元年に開館した横浜美術館は。「みる」「つくる」「まなぶ」をテーマに建設された国内有数の規模を誇る美術館です。近代的な街並みの中に突如現れる白い石造りの外観は、「何だろう?」と思わず引き込まれてしまう迫力ですよ。
横浜美術館で特徴的なのが建物の横幅です。左右に伸びる建物の幅は180メートルもあり、真ん中にそびえる半円柱の建物は8階建です。
一歩入ると
もう別世界
美術館の中に入ると、贅沢に空間を使った吹き抜けのグランドギャラリーの広さにまず圧倒され、突然別世界にタイムスリップしてしまったような不思議な感覚になります。
一歩足を踏み入れた瞬間にスイッチが変わる気分を味わえるので、都会の雑踏から離れて非日常を味わいたい方には特におすすめです。
吹き抜けの部分に立って左右を見てみると、100メートルに広がる階段状の展示空間が目に入ります。エントランスでは、イベントやレセプションが開催されていることもあります。
さまざまな施設を楽しむ
横浜美術館には、企画展用の3室、写真展示室を含むコレクション展用の展示室が4室と合計7室の展示室と、コレクション展を開催している左半分の展示室があります。
繊細な展示物や大規模な展示物などが横浜美術館独特のインパクトのある展示空間と絶妙に絡み合っていて、見ている人をグイグイアートの世界に引き込んでくれますよ。
2つのアートギャラリーは、若手作家の作品を展示したり横浜美術館ボランティアの研修を行ったりと、用途に合わせて活用できる多目的スペースです。
美術情報センターには、膨大な数にのぼる美術専門の書籍や映像資料が保管されています。宝の山のような資料の数々を誰でも無料で利用できるので、美術の専門家や美術ファン必見のスポットです。子どものアトリエでは、未就学児から12歳までの児童を対象としたプログラムが開催されています。12歳以上の方が利用できる市民のアトリエでは、アーティストや専門のスタッフから美術指導を受けることができるなど、魅力的なプログラムが用意されています。
ショップで楽しむ
横浜美術館に行ったらぜひ立ち寄りたいのが「ミュージアムショップ」や「カフェ小倉山」です。美術館のオリジナル商品はどれもハイセンスなので、あれもこれも欲しくなってしまうかも。カフェで人気の展覧会や展示の特別メニューも要チェックです。